Reporting Services は、開発者にソリューション開発用の包括的な API セットを提供するように設計された、オープンで拡張可能なレポート プラットフォームです。
Reporting Services をカスタム アプリケーションに統合するには、レポート サーバー Web サービス (Reporting Services SOAP API とも呼ばれます)、Microsoft Visual Studio 2008 の ReportViewer コントロール、URL アクセスの 3 つのオプションがあります。 各オプションでは、Reporting Services をアプリケーションに統合するための異なるアプローチが提供されます。
レポート サーバー Web サービス
レポート サーバー Web サービスは、Reporting Services に対して開発するための主要なインターフェイスです。 レポート カタログを管理するコードを開発する場合でも、サポートされている形式でレポートを表示するコードを開発する場合でも、Web サービスは Reporting Services をアプリケーションに統合するために必要なすべてのメソッドを公開します。 このようなアプリケーションの 1 つの例として、Reporting Services に含まれている Report Manager があります。Web サービスを使用してレポート サーバー データベースを管理します。
Visual Studio 用 ReportViewer コントロール
Visual Studio 2008 に含まれる ReportViewer コントロールは、レポート表示をアプリケーションに統合するために使用されます。 2 つのコントロールがあります。1 つは Windows フォーム ベースのアプリケーション用で、1 つは Web フォーム アプリケーション用です。 各コントロールには、レポート サーバーに配置されたレポートを表示する機能と、レポート サーバーがインストールされていない環境に存在するレポートを表示する機能が用意されています。
URL アクセス
ReportViewer コントロールがオプションでない場合、アプリケーションにレポート表示を統合するためのもう 1 つのオプションは、URL アクセスです。 また、URL アクセスは、レポートへのリンクを電子メールでユーザーに送信する場合にも便利です。
このセクションにて
SOAP を使用した Reporting Services の統合
レポート サーバー Web サービスを使用して、Reporting Services レポートのナビゲーションと管理を既存のビジネス アプリケーションに統合する方法について説明します。
ReportViewer コントロールを使用した Reporting Services の統合
ReportViewer コントロールを使用して、レポート表示を既存のアプリケーションに統合する方法について説明します。
URL アクセスを使用した Reporting Services の統合
URL アクセスを使用して Reporting Services レポート ナビゲーションを既存のビジネス アプリケーションに統合する方法について説明します。
こちらもご覧ください
レポート マネージャー (SSRS ネイティブ モード)
URL アクセスと SOAP の選択
テクニカル リファレンス (SSRS)
レポート サーバー Web サービス