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SOAP を使用した Reporting Services の統合

SQL Server 2008 R2 Reporting Services SOAP API には、カスタム レポート ソリューションを開発するための Web サービス エンドポイントがいくつか用意されています。 エンドポイントは現在、管理と実行の 2 つのカテゴリに分類されています。 管理機能は、 ReportService2005ReportService2006、および ReportService2010 エンドポイントを介して公開されます。 ReportService2005 エンドポイントはネイティブ モードで構成されたレポート サーバーの管理に使用され、ReportService2006 エンドポイントは SharePoint 統合モード用に構成されたレポート サーバーの管理に使用されます。 ReportService2010は、ReportService2005ReportService2006の機能をマージし、ネイティブモードまたは SharePoint 統合モード用に構成されたレポート サーバーを管理できます。

SQL Server 2008 R2 では、 ReportService2005 エンドポイントと ReportService2006 エンドポイントは非推奨です。 ReportService2010 エンドポイントには、両方のエンドポイントの機能が含まれており、追加の管理機能が含まれています。

実行機能は、 ReportExecution2005 エンドポイントを介して公開され、レポート サーバーがネイティブまたは SharePoint 統合モードで構成されている場合に使用されます。 次のトピックでは、これらのエンドポイントを使用して、Microsoft Windows、SharePoint、Web アプリケーションでレポート ソリューションを開発する方法について説明します。

このセクションにて

Windows アプリケーションでの SOAP API の使用
SOAP API を使用して Reporting Services を Windows 環境に統合する方法について説明します。

Web アプリケーションでの SOAP API の使用
SOAP API を使用して Reporting Services を Web 環境に統合する方法について説明します。

こちらもご覧ください

Reporting Services をアプリケーションに統合する
レポート サーバー Web サービス
Web サービスと .NET Framework を使用してのアプリケーションの構築