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統合権限 (Master Data Services)

統合権限は、エンティティのすべての統合メンバーに適用されます。これには、統合メンバーの属性、および存在するすべての属性グループが含まれます。

統合権限は、明示的階層およびコレクションに対して有効なエンティティにのみ適用されます。

注意

これらの権限は、ユーザー インターフェイスの [エクスプローラー] 機能領域にのみ適用されます。

権限

説明

読み取り専用

統合メンバーが表示されますが、ユーザーはそれらのメンバーを追加、削除、または変更できません。

更新

統合メンバーが表示され、ユーザーはそれらのメンバーを追加、削除、および変更できます。

拒否

エンティティの統合メンバーが表示されません。

属性グループの権限

属性グループの権限は、Name 属性と Code 属性を除く、属性グループ内のすべての属性に適用されます。

権限

説明

読み取り専用

属性グループが表示されますが、ユーザーは属性を更新できません。

更新

属性グループが表示され、ユーザーは Name 属性と Code 属性を除く、すべての属性を更新できます。

拒否

属性グループ ([エクスプローラー] のタブ) が表示されません。

属性の権限

属性の権限は、特定のエンティティの属性の値に適用されます。属性の権限のみを持つユーザーは、メンバーを追加または削除できません。

権限

説明

読み取り専用

属性が表示されますが、ユーザーは属性の値を変更できません。

更新

属性が表示され、ユーザーは属性の値を変更できます。

拒否

属性が表示されません。

注意
Name 属性と Code 属性へのアクセスを明示的に拒否することはできません。

重複の可能性がある権限

属性や属性グループに権限を割り当てる際、権限の重複を解決することが必要になる場合があります。

1 つの属性が複数の属性グループに属している場合

複数の属性グループに同じ属性を含めることができます。

  • あるグループに更新権限が割り当てられ、別のグループに読み取り専用権限が割り当てられている場合、属性は両方のグループ (両方のタブ) で更新できます。

  • あるグループに更新権限または読み取り専用権限が割り当てられ、別のグループに拒否権限が割り当てられている場合、属性は更新可能なタブに表示されません。

属している属性グループとは異なる権限が属性に割り当てられている場合

属性グループは複数の属性で構成されるため、属性グループにある権限を割り当てて、属性には別の権限を割り当てることができます。

  • 属性グループに属しているある属性に拒否権限が割り当てられている場合、その属性は属性グループに表示されません。

  • 属性グループに属しているある属性に読み取り専用権限が割り当てられている場合、その属性は読み取り専用として属性グループに表示されます。属性に更新権限が割り当てられている場合、その属性は更新可能として属性グループに表示されます。