tblStgRelationship を使用してコレクションにメンバーを追加する方法 (Master Data Services)
Master Data Services では、ステージング処理を使用してコレクションにメンバーを追加できます。
必要条件
この手順を実行するには
Master Data Services データベースの mdm.tblStgRelationship テーブルにデータを挿入する権限が必要です。詳細については、「データベース オブジェクト セキュリティ (Master Data Services)」を参照してください。
マスター データ マネージャーの [統合管理] 機能領域にアクセスするための権限が必要です。
モデル管理者である必要があります。詳細については、「管理者 (Master Data Services)」を参照してください。
コレクションが存在する必要があります。詳細については、「tblStgMember を使用してメンバーまたはコレクションを作成する方法 (Master Data Services)」を参照してください。
コレクションにメンバーを追加するには
Master Data Services データベース内の mdm.tblStgRelationship テーブルにインポートするデータを準備します。詳細および例については、「リレーションシップ ステージング テーブル (Master Data Services)」を参照してください。
SQL Server Management Studio を開き、Master Data Services データベースのデータベース エンジン インスタンスに接続します。
mdm.tblStgRelationship にデータをインポートします。SQL Server Integration Services を使用したデータのデータベースへのインポート方法の詳細については、「SQL Server インポートおよびエクスポート ウィザードを実行する方法」を参照してください。
データが問題なくインポートされたら、マスター データ マネージャーで [統合管理] をクリックします。
[バッチ処理されないステージング レコード] ペインの [モデル] ボックスの一覧で、インポートするレコードを含むモデルを選択します。
[バージョン] ボックスの一覧からバージョンを選択します。バージョンには、[未処理] または [ロック済み] という [状態] がある必要があります。
表示されたレコード数が、インポートする予定のレコード数と一致することを確認します。一致しない場合は、「ステージング処理のトラブルシューティング (Master Data Services)」を参照してください。
[バッチ処理されないデータの処理] をクリックします。[ステージング バッチ] ペインの [状態] 列の値が [実行用のキューに登録済み] に変わります。
注ステージングのキューは、Master Data Services 構成マネージャーで設定済みのステージング バッチの間隔に基づいた間隔で自動的に実行されます。詳細については「システム設定 (Master Data Services)」を参照してください。
インポートが完了すると、[状態] 列の値が [実行されていません] に変わります。メニュー バーの [インポート] をクリックすると、ページが更新されて新しい状態が表示されます。
次の手順
ステージング中に発生したエラーを表示するには、グリッド内でバッチの行を強調表示し、[選択したバッチの詳細の表示] をクリックします。詳細については、「ステージングのエラー メッセージ (Master Data Services)」を参照してください。
キュー内のバッチは、手動で削除されるまでそのまま残ります。詳細については、「ステージング キューからバッチを消去する方法 (Master Data Services)」を参照してください。